シロヤギ塾の談話室
2025-10-16 16:29:00
この2年ほど、小学低学年の生徒と授業を行うことが増えて感じたことがあります。
それは「小学算数は低学年から応用問題をたくさん解こう!」ということです。
低学年の算数?計算がほとんどじゃない?と思われるかもしれません。
たしかに低学年の算数では、計算が教科書の多くのページを占めます。
計算が解ければ、テストもオモテ面であれば70点近く取れるものも少なくありません。
でもだからこそ、それほど複雑なことを習わない低学年だからこそ、余裕があります。
この余裕があるうちに、低学年で習う内容を応用させた問題を数多く浴びて、数学的な読解力や思考力を高めておく。
そうすることで、複雑化した高学年の内容に対応しやすくなります。
低学年のうちに、計算で点数を稼ぐことだけで満足してしまうと、高学年から苦しくなるかもしれません。
なぜなら、高学年からは計算以外の割合が大きくなり、より数学的に高度な力が求められるからです。
計算に不安のない生徒には、画像の問題集を使って、どんどん文章題や図形の応用問題にチャレンジしてもらっています。
はじめは応用問題にひるんでしまっていた生徒も、次第に慣れていくと、ひるまずに取り組めています。
低学年のうちに数学力を高めて、高学年、そして中学高校の数学を乗り越えていきましょう!
